若手社員が語る長野鋼材
長野鋼材の若手社員が集まり、社内の様子や仕事のやりがいなど語っていただきました。
座談会参加メンバー
入社の経緯を教えてください。
冨岡:僕は高校野球部の先輩がここで働いていて、その先輩の紹介です。
石坂:転職先を探している時にハローワークで知りました。何も知らない業界だったのですが「楽しそう、経験してみたい」と思いました。
山田:私も転職ですが、以前の職場でお客さまとしていらしていた今の会長からお誘いを受けました。
清水:私もハローワークから応募しました。以前は配送業の一般事務職をしていました。
井出:自分は前職で取引があって、ここへ配達に来ていたんですが、今の直属の上司から「うちにどうだ」と声をかけられました。
知識や資格はどう身につけましたか?
冨岡:僕はもともと配送ドライバーとして採用されたんですが、営業部に転属になりました。配達でも材料のことは覚えるので、その時の知識が営業部でもベースになりました。
石坂:お客さまの対応をしながら先輩方にフォローしてもらい、いろいろ聞いて覚えました。
窪田:僕は入社してから大型免許を取りましたが、免許取得に必要な諸々は、会社が全部用意してくれました。
右:石坂 花純(営業部) 左:冨岡 弘大(営業部)
仕事の分担と連携について教えてください。
冨岡:長野本社の営業部10名のうち、自分を含めた7名はルート営業など外回りが主な仕事です。たとえば僕が客先を訪問している間に注文が来たら、石坂さんを含めた3名が社内でフォローしてくれます。
石坂:電話やFAXでいただく注文を処理します。
窪田:配送部は12人います。上司が配車を仕切っていて、僕らは配達するものと配達先を伝票で把握して。「ここへ持って行って」と追加で頼まれることもあります。
山田:上田も長野と同じように営業部9人のうち、僕を含めた6人が外回り。営業フォローが清水さんを含めて3人。配送部が7人います。営業部が注文を受けて、配送部が配達して、納品書や請求書を発行して、お客さんにお金を払ってもらう。これがひとつの仕事の流れです。その流れが滞らないように気をつけています。
清水:お客さまに迷惑がかからないように、早めに処理することを心がけています。
井出:営業部と配送部は連携が取れていると思います。たとえば天候が悪い、あるいは品物がない、でもその日に持っていかないといけない。そういう条件がある時に、山田さんたち営業部に調整していただくこともあります。
山田:ひとりではなく、全員でやる仕事ですね。
中央:窪田 太志(倉庫配送部門)
社内の人間関係はどうですか?
山田:例年、新年会は長野と上田合同でやっていました。ホテルを借りて50人弱が集まります。コロナで、ここ2年は中止にはなっていますけど。あとは半年に1回、合同の営業会議があるので、営業マン同士は最低でも半年に1回は全員で顔を合わせています。
富岡:全体研修もあります。あと社員旅行も。最近はできていませんが。
窪田:みんな、仲はいいですよ。部署の隔てなく、誰とでもしっかり話ができる環境です。
富岡:必要最低限の礼儀はもちろんありますが、仕事のことは誰にも気兼ねなく聞けると思います。「この人にしか聞けない」じゃなくて、「この内容はこの人に聞く」という、先輩それぞれに強い部門や業種があるので、必要に応じて聞ける環境ではあります。バッチリだね。
石坂:100点です(笑)
井出:上田支店も壁がないというか。わからないことがあったら先輩の誰に聞いてもやさしく教えてくれるので。とはいえ配送は危険が伴います。直属の上司は危ないことに関してはとても厳しいので、仕事モードに入るとちょっとピリッとして、メリハリはあります。
山田:わからないことをそのままにしない。何かあったらすぐ報告する。問題が大きくなってからだと後処理が大変じゃないですか。だから「困ったことがあったら言って」というスタンスではあります。
中央:山田 力竹(営業部)
「会社のここが好き」とか、誇れることは?
窪田:みんな仲がいいところ。あとは休みが多いところです。休みの日は買いものに行きます。ツルヤが好きで、県内全店回ってます。あそこはテーマパークですよ。
清水:みんな仲良くできるところが好きです。ひとりで悩むことがないので、仕事もしやすいです。入ってすぐは馴染めなかったんですけど、みなさんが話しかけて「大丈夫?」と心配してくれて、だんだん楽しく仕事ができるようになりました。
石坂:メリハリがある、そこがいいです。仕事の面だけでなく、休みが多いので、しっかりリフレッシュできます。
山田:みんな和気あいあいというか。上が60代、一番多いのが50代、下は30代、40代がメインなんですけど、世代関係なく話したり、働けるのはいいなと思います。
井出:配送はほぼ定時であがれるのでプライベートの時間がしっかり取れます。そこも入社した理由のひとつです。
冨岡:土曜は隔週ですけど、基本的に土日休みです。有休も取りやすいというか、会社から「1年に最低5日は絶対に取れ!」って言われます。
山田:だから休みのスケジュールを入れなきゃいけない。それ以外でイレギュラーに休まなきゃいけない時もありますよね。それも含めて休みやすい環境ですね。
石坂:女性更衣室を居心地良く作ってもらいました。
清水:欲しい備品を購入してもらえるので、すごく助かっています。
清水 恵(営業部)
仕事で辛かったことを教えてください
窪田:入ったばかりの頃は仕事がよくわからず、辛かったというよりは大変でした。今は辛いことはあんまりないです。
井出:僕も最初は慣れるまで辛かったです。だって先輩のみなさんが50代なので、厳しくて怖さしかなかった。でも1年でだいぶ慣れました。自分が先輩になったら、もっと後輩に声をかけてあげたいです。
山田:この会社に入って、まず配送を経験して、2年経て営業になりました。最初は、前任者のクレームが解消されないまま引き継いで、あいさつに行って一緒に怒られたり。納期をまちがえて、ものが入ってこないけど、どうしてもその日じゅうに持ってこいと言われたり。真正直に「すいません」としか言う術がなく、どう対応すればいいかわからなかった頃はしんどかったです。
井出 将一(倉庫配送部門)
仕事のやりがい、楽しいことは?
清水:お客さんの喜ぶ顔が達成感につながっています。
山田:お客さんから「こういう加工ができないか」と相談を受けて、ご提案が無事仕事につながって、続けて受注できた時に「ああ、うまく仕事ができた」と感じます。
石坂:お客さんと注文以外の話ができるようになった時に楽しいなと感じます。
冨岡:わかります。関係性が築けたというか、近づけたのかなと感じるよね。
窪田:ドライバーはいろんなところに行けるので、その土地ごとにけっこう楽しんでいます。
井出:自分は「どうやって積むんだ」っていう難しい荷物を、頭の中で考えて、自分の理想形に持っていって、うまく積めた時。配送の順番も全部考えたうえで積み終わった時「来たな」みたいな、快感があります。
石坂 花純(営業部)
「こういう人は合わない」ってありますか?
窪田:離職率は少ないからなあ。
冨岡:辞める人は、たとえば夫の転勤についていく、実家を継ぐ、病気でもうトラックに乗れない、とか。
石坂:会社が嫌で辞める人はいないかな。
窪田:そういう感じではないですよね。
山田:ひとりで完結する仕事ではないので、ある程度まわりと協調できないと厳しい気はします。たとえば配達って、積み込みで傷つかないようにいろいろやるんですけど、ひとりが念入りにやり過ぎると、みんながやらなきゃいけなくなる。過度なサービスはみんなが大変になってしまうので、そこは必要十分でいいんです。だから我を通されると辛いかな、とは思いますね。
山田 力竹(営業部)
どんな人に来てほしいですか
井出:配達も40、50代がメインで、30代が僕だけしかいないので、もうちょっと若い人に入ってほしいです。
窪田:僕は隠さない人がいいと思います。わからないこと、失敗したこと、良かったこと、何でも全部話してくれる人だったら絶対できる。
石坂:前向きな人なら、いいと思います。何かを指摘されても前向きに捉えられれば。
冨岡:絶対、誰でもできると思うので。
山田:先輩たちがちゃんと教えてくれますから。
冨岡 弘大(営業部)